デジタル大辞泉
「千日草」の意味・読み・例文・類語
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せんにち‐そう ‥サウ【千日草】
〘名〙 (夏から
晩秋まで花が咲いているところから) ヒユ科の一年草。熱帯アメリカ原産で、日本には元祿以前に渡来し、観賞用に栽培される。茎は高さ五〇センチメートルぐらいで
四稜があり、葉とともに
粗毛を生じる。葉は長さ五~一〇センチメートルの楕円形で対生。
初夏、長い花茎を伸ばし、
先端に小花を密生した径約二センチメートルの球状の頭状花を付ける。花は紫紅色でまれには
白色のものもある。本種に似たアメリカセンニチソウは北アメリカ原産。
漢名、千日紅。《季・夏》
※雑俳・柳多留‐四二(1808)「花でさへ千日草は
坊主なり」
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