十六の大国(読み)じゅうろくのたいこく

精選版 日本国語大辞典 「十六の大国」の意味・読み・例文・類語

じゅうろく【十六】 の 大国(たいこく)

  1. 古代インドの、釈迦在世当時あったという一六大国。その国名には出入があるが、一般に鴦伽・摩訶陀・迦尸・居薩羅・抜祇・末羅・支提・抜沙・居楼・般闍羅・阿湿波・阿般提・婆蹉・蘇羅婆・乾陀羅・剣洴沙の一六。十六大国
    1. [初出の実例]「種松は、十六大こくより始めて、粟散国にいたるまで、財を貯へて侍るものなり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android