化粧業(読み)ケショウワザ

デジタル大辞泉 「化粧業」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐わざ〔ケシヤウ‐〕【化粧業】

体裁を繕うだけの真実性のない行為
「腹を切らうと申すとも、よも切らせはなされまい。すればいらぬ―」〈浄・薩摩歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「化粧業」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐わざ ケシャウ‥【化粧業】

〘名〙 体裁をつくろうだけで真実性のない行為。みてくれのしぐさ
浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)鑓じるし「はらを切ふと申共、よもきらせはなされまい。すればいらぬけしゃうわざ、何共いきゃく千万」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android