労災病院(読み)ロウサイビョウイン

デジタル大辞泉 「労災病院」の意味・読み・例文・類語

ろうさい‐びょういん〔ラウサイビヤウヰン〕【労災病院】

労働者健康安全機構が全国各地に設置・運営する病院労働災害職業性疾病予防から治療・リハビリテーション・職場復帰まで一貫した専門的医療提供地域中核病院としての役割も果たす。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労災病院」の意味・わかりやすい解説

労災病院
ろうさいびょういん

厚生労働省が所管する独立行政法人労働者健康福祉機構が運営している病院。労働者災害補償保険法 (労災法) の労働福祉事業の一つ。構造規模,内容とも国立病院と同等の水準有し,業務上の事由または通勤により負傷した者,疾病にかかった者など労災法による患者ほか,公的病院として一般患者の診療も行なっているが,労働災害の特性から,整形外科外科理学診療科,内科などに重点がおかれている。

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