剣の舞(読み)ツルギノマイ

デジタル大辞泉 「剣の舞」の意味・読み・例文・類語

つるぎ‐の‐まい〔‐まひ〕【剣の舞】

剣舞けんぶ」に同じ。
刀を振りまわして切りかかること。
「それこそ忽ち―」〈伎・心謎解色糸

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精選版 日本国語大辞典 「剣の舞」の意味・読み・例文・類語

つるぎ【剣】 の 舞(まい)

① 剣を持って舞う舞。剣舞
(イ) 古代中国の舞踊一つ
浄瑠璃嫗山姥(1712頃)一「子路がうたひし剣(ツルギ)の舞」
(ロ) 剣を持って、詩吟に合わせて舞う舞。
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部「式の後では、剣(ツルギ)の舞(マヒ)もあり」
② (転じて) 刀を振りまわして切りかかること。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)序幕「それこそ忽ち剣(ツルギ)の舞(マヒ)

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デジタル大辞泉プラス 「剣の舞」の解説

剣の舞〔バレエ音楽〕

旧ソ連の作曲家アラム・ハチャトゥリアンのバレエ音楽ガイーヌ』中の管弦楽曲クルド人戦い踊りを表わしたもの。

剣の舞〔J-POP〕

日本ポピュラー音楽。歌はアイドルグループ、光GENJI。1988年発売。作詞:康珍化、作曲:馬飼野康二。

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