利得・利徳(読み)りとく

精選版 日本国語大辞典 「利得・利徳」の意味・読み・例文・類語

り‐とく【利得・利徳】

〘名〙 (形動) 利益として得ること。また、その利益や、とくであるさま。もうけ。得分。〔文明本節用集(室町中)〕
史記抄(1477)一一「こちから利とくな事を云ふは、〈略〉いやしい者ぢゃと云て棄さけられうぞ」
浮世草子日本永代蔵(1688)五「此男、商売に取付て此かた、一銭も損をしたる例なく、年々に利得(リトク)を求めたれ共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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