別畑村(読み)べつばたむら

日本歴史地名大系 「別畑村」の解説

別畑村
べつばたむら

[現在地名]福井市別畑町

丹生山地北部の大味おおみ川支流域の谷間に位置する。永享元年(一四二九)三月一八日付の越知山四方境状(越知神社文書)に「別畑おもてハ谷をくたりに(下略)」とあり、享禄二年(一五二九)五月付の大谷寺所々神領坊領目録(同文書)に、「壱石弐斗代弐百文在之、別畑滝ノ上弐ケ所ニ在」、また「別畑滝ノ平ニ在」として「壱石五斗代弐百文在之仏生会田」、さらに「在所山方内別畑村」として「参石八斗熊野田社之修理料代四百文在山畠地子」、同じく「壱石五斗 代百文 峯田」などとあり、室町時代は、越知山大谷おおたに(跡地は現丹生郡朝日町)の所領があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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