デジタル大辞泉
「刀筆」の意味・読み・例文・類語
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とう‐ひつ タウ‥【刀筆】
〘名〙
① 古代の中国で、竹簡
(ちっかん)に
文字をしるすために用いた筆と、その誤りを削るために用いた刀。日本でも
木簡の
使用で、刀の必要があった。
※
続日本紀‐天平宝字元年(757)一二月壬子「五人並執
二持刀筆
一、刪
二定科条
一」
②
文書の
記録。また、その記録の
仕事をする小官吏。転じて、微細なつまらない仕事。刀筆の吏。
※詩聖堂詩集‐
初編(1810)一〇・雪後鶯谷小集得庚韵「衣冠何須挂
二神武
一、与
レ身并忘刀筆名、我是江湖釣漁客、平生不
三曾接
二冠纓
一」 〔
戦国策‐超策・
幽王〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「刀筆」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報