冷泉為和(読み)れいぜい ためかず

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「冷泉為和」の解説

冷泉為和 れいぜい-ためかず

1486-1549 戦国時代公卿(くぎょう),歌人
文明18年生まれ。冷泉為広の子。上冷泉家永正(えいしょう)12年従三位となり,のち正二位,権(ごんの)大納言兼民部卿。大永(たいえい)ごろまで京都で歌をおしえ,戦乱がおこると駿河(するが)(静岡県)にのがれ,今川氏親(うじちか)らに歌道を指南。家集に「為和卿集」がある。天文(てんぶん)18年7月10日死去。64歳。法名は静清

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例