精選版 日本国語大辞典 「内通」の意味・読み・例文・類語
ない‐つう【内通】
〘名〙
※園太暦‐貞和五年(1349)八月一四日「或云大納言与師直兼有内通事歟云々」
② 内々に話を通しておくこと。前もって話しておくこと。あらかじめ斡旋(あっせん)しておくこと。
※評判記・吉原すずめ(1667)上「たよりあしくば、たいこにないつうして、つかはすべし」
※浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)二「これもりの御そくぢょとないつう有」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報