精選版 日本国語大辞典 「内裏・大裡」の意味・読み・例文・類語
だい‐り【内裏・大裡】
〘名〙
※続日本紀‐神亀元年(724)一一月辛巳「召二内裏一、賜二御酒并祿一」
② 転じて、天皇のこと。主上。みかど。
※西大寺資財流記帳‐宝亀一一年(780)「一巻 内裡并人々献雑物書九十三枚」
※源氏(1001‐14頃)明石「内裏にそうすべきことによりなむ、いそぎのぼりぬる」
③ 「だいりびな(内裏雛)」の略。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)二「さむそうな内裏をせなあ買て来る」
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