内用(読み)ないよう

精選版 日本国語大辞典 「内用」の意味・読み・例文・類語

ない‐よう【内用】

〘名〙
① 内々の用事。個人的な用事。また、うちわ入費内証借金
浮世草子好色二代男(1684)三「銭壱貫の無心〈略〉次第に二十両・三十両の御内用(ナイヨウ)申こされ」
明暗(1916)〈夏目漱石四三「別に内用(ナイヨウ)のお薬は召し上らないでも差支ないので御座います」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「内用」の意味・読み・例文・類語

ない‐よう【内用】

[名](スル)
内々の用事。
内服」に同じ。「漢方薬内用する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android