内津村(読み)うつつむら

日本歴史地名大系 「内津村」の解説

内津村
うつつむら

[現在地名]春日井市内津町

西尾さいお村の北、した街道に沿う宿場町で、上町中町下町に分れる。美濃廿原つづはら池田いけだ(現多治見市)などと接し、美濃国との国境である。「貞観熱田記」に「日本武尊、還向尾張、到篠城、進食間、稲種公従久米八腹策駿足、馳来啓曰、稲種公亡歿、日本武尊乍聞悲泣曰、現哉現哉因号其地為内津」とある。寛文一一年(一六七一)の家数五三、人数三一〇(寛文覚書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android