八重滝(読み)やえだき

日本歴史地名大系 「八重滝」の解説

八重滝
やえだき

[現在地名]掛合町入間

標高一二一八メートルの大万木おおよろぎ山に水源をもつ民谷みんだに川にある。同川は吉田よしだ村民谷を北流して入間の竹尾いるまのたけのおに入るが、その境の所で落差二〇メートル、二段の八塩やしお滝を形成、それから下流二キロの渓谷に大小都合七つの滝をつくる。八重滝の名はここからきていると思われる。一番奥の八塩滝は二段になり一の滝・二の滝とされ、次いでひめ滝・うば滝・河鹿かじか滝・紅葉もみじ滝・滝尻たきじり滝・猿飛さるとび滝と名付けられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「八重滝」の解説

八重滝

島根県雲南市にある滝群。民谷川にかかる8つの滝(上流から順に八汐滝、八塩滝、姫滝姥滝河鹿滝紅葉滝滝尻滝猿飛滝)の総称。1990年、龍頭が滝とあわせ「龍頭八重滝」の名で日本の滝100選に選定された。

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事典・日本の観光資源 「八重滝」の解説

八重滝

(島根県雲南市)
島根の名水百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報