精選版 日本国語大辞典 「個条・箇条」の意味・読み・例文・類語
か‐じょう ‥デウ【個条・箇条】
[1] 〘名〙
※自由之理(1872)〈中村正直訳〉四「この教の条欵(カヂャウ)の中に、一人にて数婦を娶ることを許定せり」
② (━する) 箇条書にすること。
※浮世草子・好色二代男(1684)一「思ふままにケ条(カジャウ)させて、これを相背申さば、東西の門に御押あれと書すべし」
③ (罪の数を何箇条と数えたところから) あやまち。罪。
[2] 〘接尾〙 幾つかに分けて、あげられた項目を数える時につける語。「五箇条の御誓文」
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