修理宮城使(読み)シュリキュウジョウシ

デジタル大辞泉 「修理宮城使」の意味・読み・例文・類語

しゅりきゅうじょう‐し〔シユリキユウジヤウ‐〕【修理宮城使】

平安時代以降、宮城外郭などの修理造営をつかさどった令外りょうげの官

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「修理宮城使」の意味・読み・例文・類語

しゅりきゅうじょう‐し シュリキュウジャウ‥【修理宮城使】

〘名〙 平安時代、宮城の修理をつかさどる官司令外(りょうげ)の官。左、右あり、おのおの長官(かみ)判官(じょう)主典(さかん)職員を置く。
職原鈔(1340)下「修理宮城使 左右

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「修理宮城使」の意味・わかりやすい解説

修理宮城使
しゅりきゅうじょうし

令外官 (りょうげのかん) の一つ。宮城の造営,修理のことにあたった臨時の役。左右に分れ,長官 (使) は左右各1人で弁官がこれを兼ね,その下に判官 (じょう) ,主典 (さかん) がおかれた。平安時代中期からみられ,明治維新まで続いたと考えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報