保木口村(読み)ほきぐちむら

日本歴史地名大系 「保木口村」の解説

保木口村
ほきぐちむら

[現在地名]板取村 保木口・三洞さんぼら

南流する板取川東岸に位置し、対岸田口たぐち村。背後の山にある保木口坂を経て、南東松場まつば村に至る。板取川上流の門原かどはら村の東に出郷三洞がある。文禄三年(一五九四)八月二一日の深尾左介外二名連署申付状(長屋文書)に「ほき口村」とみえ、山年貢一石三斗五升を定められている。元禄郷帳に板取保木口村と記され、高五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報