使い果す(読み)ツカイハタス

デジタル大辞泉 「使い果す」の意味・読み・例文・類語

つかい‐はた・す〔つかひ‐〕【使い果(た)す/遣い果(た)す】

[動サ五(四)]全部使ってしまう。残らず使ってしまう。「あり金を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「使い果す」の意味・読み・例文・類語

つかい‐はた・すつかひ‥【使果・遣果】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 金銭などを残らず使ってしまう。すっかり使い切る。
    1. [初出の実例]「Dilapido〈略〉クヅス、tçucaifatasu(ツカイハタス)、ツイヤス」(出典:羅葡日辞書(1595))
    2. 「四十両、つかひはたして」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下)

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