作曲法(読み)サッキョクホウ

デジタル大辞泉 「作曲法」の意味・読み・例文・類語

さっきょく‐ほう〔サクキヨクハフ〕【作曲法】

和声法対位法管弦楽法などの理論もと楽曲を創作する技法

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精選版 日本国語大辞典 「作曲法」の意味・読み・例文・類語

さっきょく‐ほう サクキョクハフ【作曲法】

〘名〙 楽曲をつくるための技法。対位法、和声法、楽式論、楽器論などの理論を含み、標題音楽十二音音楽具象音楽電子音楽など、音楽様式発展に伴って変化した。作曲理論。作曲学。〔音楽字典(1909)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「作曲法」の意味・わかりやすい解説

作曲法
さっきょくほう

作曲の方法または仕方。すなわちリズム,旋律,和声などの音楽形成の要素を駆使して一つの楽曲を作り上げる方法。各音楽要素の特性把握,旋律学,和声学,対位法,リズム論,それらの総合的組立てである楽式,管弦楽法,演奏形態への顧慮などおよそ音楽理論に関するあらゆる分野が包括される。直接的には作曲に必要な技法を意味し,さらに各作曲家,時代,国などもそれぞれ特有な技法を所有しているため,それらおのおのの様式をさすこともある。

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音楽用語ダス 「作曲法」の解説

作曲法

作曲に関する方法。楽曲をつくるための方法。和声学や対位法などを駆使して曲をつくるやり方を纏めた教え。

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