精選版 日本国語大辞典 「仕方」の意味・読み・例文・類語
し‐かた【仕方】
〘名〙 (「し」はサ変動詞「する」の連用形から)
① なすべき方法。やり方。手段。仕様(しよう)。
※史記抄(1477)三「周は懼レ楚しかたのなさに必入レ秦なり」
② 現実に、今行なわれている動作、ふるまい。悪い意味で用いることが多い。しうち。
※浮世草子・好色一代男(1682)二「我うすぎぬの、あらく裂きたまふこそ、さりとはにくき御しかた」
※狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉九「我が恩誼に報ゆる行為(シカタ)か」
④ 「しかたまい(仕方舞)」の略。〔多胡辰敬家訓(1544頃)〕
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