佐々城朴安(読み)ささき ぼくあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々城朴安」の解説

佐々城朴安 ささき-ぼくあん

1785-1861 江戸時代後期の医師。
天明5年生まれ。京都で婦人科学をまなぶ。文化11年陸奥(むつ)仙台藩の医員となり,医学館の付属薬園長,婦人科教授となる。天保(てんぽう)4年「救荒略」をあらわし,飢饉(ききん)のときたべられる草木203種を紹介した。文久元年死去。77歳。陸奥桃生郡(宮城県)出身。名は直知。通称は別に朴庵。号は省斎。著作に「救民単方」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android