伊賀見村(読み)いがみむら

日本歴史地名大系 「伊賀見村」の解説

伊賀見村
いがみむら

[現在地名]曾爾村大字伊賀見

曾爾谷東北部、倶留尊くろそ山西麓に位置。伊賀との国境にあり、村名はこれにかかわるか。三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)には興福寺の大乗院方として「伊賀美」と記す。

慶長郷帳に村高三二〇・一四石とあり、慶長六年(一六〇一)松山(福島高晴)領、元禄八年(一六九五)幕府領となる。元禄検地により村高は四三二・八四一石となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報