伊藤冠峯(読み)いとう かんぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤冠峯」の解説

伊藤冠峯 いとう-かんぽう

?-? 江戸時代中期の儒者
伊勢(いせ)(三重県)の絹紬(けんちゅう)をあきなう豪商の出。尾張(おわり)名古屋藩の中西淡淵(たんえん)にまなび,医術もおさめて各地を遊歴。晩年は美濃(みの)(岐阜県)笠松隠居。天明年間(1781-89)に七十余歳で死去したという。名は一元。字(あざな)は吉甫。著作に「緑竹園詩集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android