仙厓義梵(読み)せんがい ぎぼん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙厓義梵」の解説

仙厓義梵 せんがい-ぎぼん

1750-1837 江戸時代中期-後期の僧,画家
寛延3年4月生まれ。臨済(りんざい)宗。月船禅慧(げっせん-ぜんえ)の法をつぎ,寛政元年博多(はかた)の聖福寺の住持となる。独特の戯画風の禅画を数おおくのこした。天保(てんぽう)8年10月7日死去。88歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。俗姓は井藤。諡号(しごう)は普門円通禅師。別号に天民,百堂,虚白など。作品に「寒山・拾得(じっとく)・豊干(ぶかん)図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android