仕勝(読み)しがち

精選版 日本国語大辞典 「仕勝」の意味・読み・例文・類語

し‐がち【仕勝】

(「し」はサ変動詞「する」の連用形から)
[1] 〘名〙 (形動) 競いあって勝つこと。また、しただけ勝ちとなること。また、そのさま。
史記抄(1477)一五「人を罪に落て、しかちを高名の様の様にする中で」
[2] 〘形動〙 (「がち」は接尾語) とかくそうする傾向、そうなる傾向にあるさま。「留守をしがち」「病気をしがち」

し‐が・つ【仕勝】

〘自タ四〙 (「しかつ」とも) 他と争って勝つ。
※史記抄(1477)一〇「両国辺邑の長が聞て怒て相功め楚がしかって呉の辺邑をほろぼしたほどに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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