デジタル大辞泉
「人見」の意味・読み・例文・類語
ひと‐み【人見】
1 芝居の舞台などで、裏から客席が見えるように幕の縫い目などに作ったすきま。
2 他人の見る感じ。ひとめ。よそめ。
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ひと‐み【人見】
〘名〙
② 他人の
見方。よその人の見る目。ひとめ。よそめ。
※
政談(1727頃)三「人見・人聞を構はぬ心に非れば」
③ 芝居の舞台で幕の
縫目などに裏から客席が見えるように設けたすきま。
※
浮世草子・好色五人女(1686)一「幕の人見より目をはなさず」
ひと‐みせ【人見】
〘名〙 他人に見せつけるために、うわべの
みえをはること。また、そのみえ。表面上の
体裁。
ひと‐みえ【人見】
〘名〙 人に見えるところ。人まえ。見てくれ。
ひとみ。
※
源氏(1001‐14頃)
藤裏葉「下の心ばへををしからず癖ありて、人みえ憎きところつき給へる人なり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報