京桟留(読み)きょうサントメ

精選版 日本国語大辞典 「京桟留」の意味・読み・例文・類語

きょう‐サントメ キャウ‥【京桟留】

〘名〙 (サントメはSão Thomé) 京都で、経(たていと)、緯(よこいと)ともに片糸を用いて、舶来桟留縞に模して織った縞織物。和桟留。京桟(きょうザン)。和桟。
随筆一話一言(1779‐1820頃)二九天明の末節倹の令一たび出て、〈略〉京さんとめわけんたんなどをもて袴に製し」

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