久志本梅荘(読み)くしもと ばいそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久志本梅荘」の解説

久志本梅荘 くしもと-ばいそう

1855-1927 明治-大正時代の書家
安政2年8月29日生まれ。伊勢神宮の外宮(げくう)禰宜(ねぎ)。松田雪柯(せっか)に書をまなぶ。明治4年の官制改革で神職を解かれ,18年東京に出,巌谷一六(いわや-いちろく),日下部鳴鶴(くさかべ-めいかく)らとまじわる。学習院教授となり,高松宮宣仁(のぶひと)親王におしえた。昭和2年7月22日死去。73歳。名は常幸。字(あざな)は公慶。号は梅叟(窓)ともかき,別に師竹軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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