デジタル大辞泉
「中黒」の意味・読み・例文・類語
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なか‐ぐろ【中黒】
〘名〙
① 矢羽の名。鷲の羽の上下が白く、中を
褐色とする
斑文(ふもん)をいう。黒い部分の大小によって、大中黒・小中黒という。〔文明本節用集(室町中)〕
② 紋所の名。幅広の一引両
(ひとつひきりょう)をいう。
新田氏の紋。
※
太平記(14C後)一四「中黒
(なかクロ)の旌にあらざれば、当家の用に詮無し」
③ 中央に小点のある
記号活字「・」。並列点や縦組の小数点などに用いられる。
中点。
黒丸。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
中黒
文章に使う点「・」の名前。文章を口で伝える時などに、漢字の「点」などと間違えないように使う。他に、「( )」はパーレン、「…」はリーダーなど。これらのような記号を約物(やくもの)という。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報