デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野嘉一」の解説 中野嘉一 なかの-かいち 1907-1998 昭和-平成時代の詩人,歌人。明治40年4月21日生まれ。新短歌運動,シュールレアリスム運動にくわわり,昭和26年詩誌「暦象」を創刊,主宰。51年「前衛詩運動史の研究」で日本詩人クラブ賞。精神科医でもあり,武蔵野病院で太宰治(だざい-おさむ)の主治医をつとめた。平成10年7月23日死去。91歳。愛知県出身。慶大卒。歌集に「秩序」,詩集に「春の病歴」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例