中村芳子(読み)なかむら よしこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村芳子」の解説

中村芳子 なかむら-よしこ

1920-1987 昭和時代女優
大正9年10月30日生まれ。初代中村鴈治郎(がんじろう)の娘。昭和8年大阪歌舞伎座の「碁盤太平記・山科閑居」で初舞台。12年「土屋主税落花の巻」で映画初出演,「浪花女」で人形遣いの妻を好演した。戦後,脇役として活躍。55年京都島原で2代夕霧太夫を襲名。昭和62年12月3日死去。67歳。大阪出身。本名は渡辺芳子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android