中村守手(読み)なかむら もりて

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村守手」の解説

中村守手 なかむら-もりて

1820-1882 幕末-明治時代の国学者。
文政3年2月12日生まれ。中村守臣(もりおみ)の養子となり,国学や和歌をまなんだ。明治2年出雲(いずも)大社から松江藩にまねかれ藩校修道館教授となった。のち熊野神社宮司。易学,軍学にも通じる。明治15年2月4日死去。63歳。本姓永井通称は富得,文太夫,三千雄。号は西涯,甲文丘(かめおか),鼎山。著作に「歌之心得」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android