与那嶺貞(読み)よなみね さだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「与那嶺貞」の解説

与那嶺貞 よなみね-さだ

1909-2003 昭和後期-平成時代の染織家。
明治42年1月20日生まれ。沖縄の伝統織物「読谷山花織(ゆんたんざはなうい)」の衰微をおしみ,昭和36年ごろから作品収集と織り方の研究にとりくみ,39年その復元に成功。さらに高度な技法を研修し,おおくの後継者育成。平成11年人間国宝。平成13年1月30日死去。94歳。沖縄県出身。首里女子実業(のちの沖縄県立女子工芸)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android