与論[町](読み)よろん

百科事典マイペディア 「与論[町]」の意味・わかりやすい解説

与論[町]【よろん】

鹿児島県南部,大島郡の町。与論島1島1町。サトウキビ,野菜・花卉(かき)栽培を中心とする農業畜産漁業が行われ,製糖工場がある。1976年完成の与論空港に,鹿児島と奄美(あまみ)大島から定期航空路があり,与論港には東京・大阪・神戸・鹿児島・那覇から奄美群島航路の大型客船が寄港する。観光が島の重要な産業となっている。20.58km2。5327人(2010)。

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世界大百科事典(旧版)内の与論[町]の言及

【与論島】より

…地元では〈ユンヌ〉と称する。1島で大島郡与論町を構成する。人口6210(1995)。…

※「与論[町]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」