不羈(読み)フキ

デジタル大辞泉 「不羈」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不×羈/不×羇】

[名・形動]《「羈」「羇」ともに、つなぐ意》
物事に束縛されないで行動が自由気ままであること。また、そのさま。「独立―」
「或は英人支配を受くる者あり。或は―なる者あり」〈柳河春三編・万国新話〉
才能などが並はずれていて、枠からはみ出すこと。また、そのさま。「―の才」
[類語]自由奔放自在随意任意ランダム無作為恣意存分ぞんぶん勝手気まま心任せわがまま好き自分勝手手前勝手身勝手得手勝手好き勝手気随気任せほしいまま自由自在縦横縦横無尽意のまま思いのまま思い通りフリーフリーダムリバティー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「不羈」の読み・字形・画数・意味

【不羈】ふき

束縛されぬ。〔史記、鄒陽伝〕今人、諂(てんゆ)の辭に沈み、帷裳の制に牽(ひ)かれ、不羈の士をして、牛驥(ぎうき)と(さう)(かいばおけ)を同じうせしむ。

字通「不」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android