精選版 日本国語大辞典 「自在」の意味・読み・例文・類語
じ‐ざい【自在】
[1] 〘名〙
※観智院本三宝絵(984)下「諸(もろもろ)のともがらしたがひ敬(うやまひ)て心に自在をえたり」
② 「じざいかぎ(自在鉤)①」の略。
※宗長手記(1522‐27)上「自在といふかぎのなはに頭を入て」
※俳諧・古今発句手鑑(江戸後)「きりぎりす自在をのぼる夜寒哉〈蕪村〉」
[2] 「じざいてん(自在天)」の略。〔法華経‐法師功徳品〕
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