下毛野虫麻呂(読み)しもつけのの むしまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下毛野虫麻呂」の解説

下毛野虫麻呂 しもつけのの-むしまろ

?-? 奈良時代官吏
漢文学歴史に精通した人物として養老5年(721)表彰され,式部員外少輔(しょう)となる。のち大学助教。「懐風藻」に長屋王宅で新羅(しらぎ)(朝鮮)の使者をもてなしたときの詩がみえる。36歳で没。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例