デジタル大辞泉
「下坂」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
くだり‐ざか【下坂】
〘名〙 (「くだりさか」とも)
※宇治拾遺(1221頃)三「くだりざかを走るがごとく、
のぼりてゆけば」
※
夫木(1310頃)
三三「柴車落とすみ山の谷深みくだりさかなる身にこそ有りけれ〈
藤原為家〉」
※朝の悲しみ(1969)〈
清岡卓行〉一「
体力は降り坂にあるのだから」
しもさか【下坂】
〘名〙
※浄瑠璃・長町女腹切(1712頃)中「銘なしの下坂、寸(すん)も焼(やき)もかはらぬを八両で買ひかへ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報