下世話(読み)ゲセワ

デジタル大辞泉 「下世話」の意味・読み・例文・類語

げ‐せわ【下世話】

世間で人々がよく口にする言葉や話。「下世話年貢ねんぐの納め時という」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下世話」の意味・読み・例文・類語

げ‐せわ【下世話】

〘名〙
① 世間で人々がよく口にすることば。俗にいうことば。ことわざやたとえ、物の道理などについていう。
歌舞伎・暫(1714)「仕事大勢、喰物は小勢に限ると下世話(ゲセワ)のたとへ」
② 風流、学問を解しない人。
※落語・臑咬り(1890)〈三代目三遊亭円遊〉「雪月花の内でも実に雪は下賤者(ゲセワ)の楽しみにはならんし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報