デジタル大辞泉
「下つ方」の意味・読み・例文・類語
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しも【下】 つ 方(かた)
① 体の腰から下の部分。
※
源氏(1001‐14頃)松風「いはけなげなるしもつかたも、まぎらはさむ」
※
徒然草(1331頃)一「それよりしもつかたは、ほどにつけつつ、時にあひ、したりがほなるも」
※
浮世草子・好色一代女(1686)三「かうしたあたま
に白米一升に銭五十、それよりしもづかたの子共にも定て五合づつ毎日取られければ」
④ 京都の町の内裏
(だいり)よりも
南方の
一帯。
下京(しもぎょう)。
※源氏(1001‐14頃)澪標「しもつかたの京極わたりなれば、
人気とほく」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報