上須田村(読み)かみすだむら

日本歴史地名大系 「上須田村」の解説

上須田村
かみすだむら

[現在地名]東村上須田

霞ヶ浦に注ぐ新利根川左岸の河口付近にあり、北は下須田しもすだ村、南は上島かみのしま村・結佐けつさ村。元禄郷帳に村高一千二石余とある。文化三年(一八〇六)の宗門人別改帳(高城藤左衛門氏蔵)によれば、江戸中期に天領から旗本酒井氏領にかわり、同年の所属寺院別家数は東寿とうじゆ院五八、阿波崎満願あばさきまんがん寺三九、江戸崎(現江戸崎町)大念だいねん寺三で計一〇〇戸。持高合計は九〇五石、人数は四六六(男二四四・女二二二)、六〇歳以上八三人、一五歳以下九三人。嘉永五年(一八五二)の宗門人別改帳(同氏蔵)では家数一〇五(潰家二八)、人数四一八(男二一七・女二〇一)と減少するが持高合計は変化がない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android