上手岡村(読み)かみておかむら

日本歴史地名大系 「上手岡村」の解説

上手岡村
かみておかむら

[現在地名]富岡町上手岡

富岡川北岸の(二三二・一メートル)の麓の標高一〇〇メートル辺りから東に広がる緩丘台地にあり、南東下手岡村。もと手岡村の内で、延宝六年(一六七八)上下に分村したという(いわき市史)。「かみちょうか」「かみちゅうか」とも発音する。近世領主変遷小浜こばま村に同じ。延享四年(一七四七)の村明細帳(内藤家文書)では高四二四石余、家数九六・人数五四八、相馬藩境のため境目番所二軒が置かれ、番人六人とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android