三ッ石神社(読み)みついしじんじや

日本歴史地名大系 「三ッ石神社」の解説

三ッ石神社
みついしじんじや

[現在地名]盛岡市名須川町

東顕とうけん寺の境内北側、三ッ石と称される巨石傍らにある。祭神少彦名命・四柱大神。旧村社。盛岡藩初代藩主南部信直が南部氏の初代光行の霊を勧請し、盛岡鎮護に供したとされる(盛岡砂子)。慶長四年(一五九九)一〇月の南部利直寄進状(篤焉家訓)によれば、東顕寺に三ッ石の掃除料五二石が寄進されており、以後社領五二石を有した。東顕寺三石記(盛岡砂子)によると、往古村人を悩ます鬼が出没したため、三ッ石の神に村人が祈願

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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