七湊村(読み)ななみなとむら

日本歴史地名大系 「七湊村」の解説

七湊村
ななみなとむら

[現在地名]神林村七湊

門前もんぜん川支流の七湊川が南西へ流れ、北西松山まつやま(現村上市)南東志田平しだのひら村に接する。村上城下と岩船町(現同上)を結ぶ道が通る。文禄(一五九二―九六)頃の瀬波郡絵図に「馬分七みなと」とみえ、本納一九五石三斗四升二合・縄高二二八石七斗二升四合、家一九軒、南に「やち」が広がり岩船潟へ至る。近世は村上藩領。正保国絵図には「七湊村 三百二十石余」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android