一閃(読み)イッセン

デジタル大辞泉 「一閃」の意味・読み・例文・類語

いっ‐せん【一×閃】

[名](スル)ぴかっと光ること。ひとひらめき。「電光一閃
「殺すなら、今だという気が、心頭をかすめて、―する」〈芥川偸盗
[類語]閃光閃きスパークフラッシュストロボ光る輝く光り輝くきらめくひらめまたた照る照らす照り輝く照りえる照り付けるきらつくぎらつく発光する反照する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一閃」の意味・読み・例文・類語

いっ‐せん【一閃】

〘名〙 ぴかりと光ること。さっとひらめくこと。また、そのひらめき。ものの動きのきわめてすばやいさまにもいう。
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉三一血糊出刃を取正(とりなほ)さうとする時疾く、白光一閃(セン)」 〔孟郊‐峡哀詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android