発光(読み)はっこう

精選版 日本国語大辞典 「発光」の意味・読み・例文・類語

はっ‐こう ‥クヮウ【発光】

〘名〙
① 光を発すること。光を放つこと。また、その光。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「農業化学の教師、水素酸素の講釈をなし、水を引て発光し、及び銕片を焼く等の試験を示せり」
※桐の花(1913)〈北原白秋白猫「蒼白いセンジュアルな発光の中にひきつつまれて」 〔李賀‐日出行〕
② 生物体が体内のエネルギーを光に転換して、光を発すること。生物発光
※光と風と夢(1942)〈中島敦〉六「一種菌類が発光するのだといふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「発光」の意味・読み・例文・類語

はっ‐こう〔‐クワウ〕【発光】

[名](スル)光を発すること。「発光する昆虫」「発光塗料」
[類語]光る輝く光り輝くきらめくひらめまたた照る照らす照り輝く照りえる照り付けるきらつくぎらつく一閃いっせんする反照する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「発光」の読み・字形・画数・意味

【発光】はつこう

光る。

字通「発」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「発光」の解説

発光

吉原幸子詩集。1995年刊。著者の生前に刊行された最後の詩集。第3回萩原朔太郎賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android