デジタル大辞泉
「一栄一落」の意味・読み・例文・類語
いちえい‐いちらく【一栄一落】
《春には花が咲き、秋には葉が落ちるところから》人が栄えたり衰えたりすること。
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いちえい‐いちらく【一栄一落】
〘名〙 (
草木が春には花が咲き、秋には葉が落ちるところから) 人の世の、
一度栄えたかと思うと、すぐ衰えること。世の
栄枯盛衰の激しさをいう。
※
菅家後集(903頃)明石駅亭口詩「駅長莫
レ驚時変改 一栄一落是春秋」
※車屋本謡曲・
二人静(1464頃)「まことに、一栄一落、まのあたりなる
憂世とて、又この山を落ちてゆく」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報