憂世(読み)ゆうせい

精選版 日本国語大辞典 「憂世」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せい イウ‥【憂世】

〘名〙 世の中のことを心配すること。国家安危を心にかけること。憂国
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉二「真実憂世の士君子に非ず」 〔孔叢子‐記義〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「憂世」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せい〔イウ‐〕【憂世】

世の中や国家の安危を憂えること。憂国。「憂世愛国の情」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憂世」の読み・字形・画数・意味

【憂世】ゆうせい

時世をうれえる。

字通「憂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android