一度の懲りせで二度の死をする(読み)いちどのこりせでにどのしをする

精選版 日本国語大辞典 の解説

いちど【一度】 の 懲(こ)りせで二度(にど)の死(し)をする

最初失敗に懲りないため、二度目には命を失うことになる。性懲りもなくあやまちを犯すことを戒めていう。
※虎寛本狂言・清水(室町末‐近世初)「一度の懲りせで、二度の死をすると申す。御無用でござる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報