二度(読み)にど

精選版 日本国語大辞典 「二度」の意味・読み・例文・類語

に‐ど【二度】

〘名〙
① ふたたび。二回。
※大鏡(12C前)道長上「としに二度の御祭あり」
② 杯に二杯の酒を飲むこと。また、その酒。〔四季草(1778)六(古事類苑・礼式四)〕
昼食
人情本・春色玉襷(1856‐57頃)三「お二度(中食をいふ)を仕舞ってから村尾さんが長咄を遊ばしたので」
④ 西洋音階で、ある音を一度とし、その次の音との間の音程長音程の長二度、半音程の短二度、長音程プラス半音程の増二度の別がある。
角度温度などをはかる単位で、一度の二倍。

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デジタル大辞泉 「二度」の意味・読み・例文・類語

に‐ど【二度】

2回。ふたたび。「二度は言わない」

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